紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜

な、なんなんだ…この展開は…。


俺は、華央璃ちゃんの顔を手で押して引き離すと、

「か、からかふな…。ふぉ、本気にしたら…どうふんだ…よ。」

と、思い切り噛みまくりながら、睨みつけた。

その為、華央璃ちゃんは再び笑った後、

「昌磨みたく、歳離れた人と、有り得ないぃ〜。」

と、見つめてくる。


そりゃ、そうだ…。
でも、面と向かって言われると、それはそれで…。

そんな複雑な気持ちでいると、ハンドルを握る俺の左手に、華央璃ちゃんは両手を重ねた。