紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


途中、コンビニで食料を調達しながら、数時間かけて池田湖の湖畔に“かるかん”と名物お菓子の名を前面に出しているドライブインの駐車場に車を停めた。

道路を挟んで、池田湖がある。

俺と華央璃ちゃんは、湖畔の遊歩道を歩いた。
遊歩道沿いには菜の花が咲き並び、湖面の向こうには、『薩摩富士』と呼ばれる開聞岳がそびえている。


「綺麗でしょ?」

華央璃ちゃんの言葉に、素直に頷いた後、素直過ぎて照れがきてしまい、

「ま、華央璃ちゃんほどじゃ、ないけどね。」

と、俺は茶化してしまった。