有紀奈はようやく心の整理が終わり、この出来事を受け入れられるようになった。 一時は本当に自殺を考えた有紀奈だったが、家族や友人、そして婚約者に支えられここまでやってきた。 今日ここにやって来たのは、人生に一つの区切りをつけようと考えたからだ。 みんなの分まで精一杯、そして力強く生きていこう、と有紀奈は田中先生の墓前で誓った。