暇を持て余していた美古。


身内だし、ギャラが安く済む観点から、俺は美古をモデルに抜擢。


それがきっかけで、売れっ子モデル・美古が誕生。


「…トーマ…何だか…目がイヤらしい~」


「ハァ!?」


「……Hする時間はないよ~」


「俺だってない!!」



俺も煙草を携帯灰皿に捨てて、ベットから出る。



「!!?」



俺がシャツに袖を通してると後ろから、美古が抱きついて来た。


「トーマ~」



甘えた可愛い声で俺を呼び、ギュッと手に力を込めて、強く身体を密着させた。



「バカ!?くっつくな…暑苦しい!」