彼氏は可愛い年下系

「球技大会もお前達?」



「……だって」



「だってじゃねーよ!お前等のせいで、祐希奈試合出れなかったんじゃねーかよ!」




そういい、悠希君は女子の胸ぐらを掴んだ。




「もう、俺にも祐希奈にも近付かないで」




そう言うと、女子は涙目になった。




すぐに走っていなくなる。




そんな光景を見て、ポカンとしていた。




「大丈夫!?」



「あ、うん……。ごめん、ありがとう…」




ここまで焦っている悠希君は、初めてかもしれない。




ちょっと驚きながらも、ゆっくり立ち上がった。