彼氏は可愛い年下系

「っ、悠希君がお前みたいなブス好きになるわけないっ!亜美みたいな子のがきっと好きだもん!」



「じゃあ、告ればいいじゃん。両思いだと思うんでしょ?」



「黙れ!あの時、どれだけ辛かったか。亜美意外の、あんたみたいなブスに一生懸命になって!」




さっきからブスばっかり言われて、心はズタズタだった。




だけど、弱くなるのは嫌で、常に強気になっている。




年下だと、どうしても強気になるのが駄目な所だった。




「いい加減にしてよ!」




そういい、また手を上げられた。




もう最低……、分かっているからこそ、目を閉じて覚悟を決めた。