「こんな時に本当ごめん…。あたし、悠希君好きだよ……」



「えっ?」




悠希君の驚いた声が聞こえた。




自分でも、何言ってんだろうって思う。




そのまま、沈黙が続いた。




「なんで不意打ちに言うんだよ……」



「え?」




悠希君は、あたしの肩におでこをのせてきた。




「言ってたじゃん、俺だって。祐希奈先輩好きだよって」



「あれは……、嘘かと思って」




て、あれ?悠希君、タメ語になってない?




そんな事を思っていると、いきなり、首筋にキスを落とされた。