悠希君は、小悪魔だ。




それで女の子はキュンキュンなんだ。




なんなの、なんなの!




「けど、今行ったら怒られちゃうから、…いていいですか?」




また、やられた。 悠希君の可愛いと言う武器に。




首を傾げ、少し笑ってる。




天性の可愛さって末恐ろしい。




ここは、




「うん、いいよ」




って言うしかないじゃんか…!




悠希君は、ぱあっと明るい顔をした。




犬だ、子犬だ。なんだこの可愛さは。




もう、ハマりすぎて怖いくらいだった。