今日はバイト、明日もバイト、で明後日もバイト。




……あれ、バイトいれすぎたかな。




なぜか最近、バイトを多く入れるようになった。




原因不明だし、お金がものすごくほしいわけでもない。




「祐希奈ちゃんっ、どしたのー暗い顔して」



「や、別に、なんにも…ありません」



「俺が慰めるーっ!」




日比谷先輩は、あたしに抱きつこうとした。




驚いて一歩下がると、




「日比谷先輩やめてください」



「うっ。いてて…。たく、なんだよ沢村ー」




沢村君が、日比谷先輩をとめてくれていた。