彼氏は可愛い年下系

それから、一樹君は学校に来るようになり、周りから色々と言われたけど。




そんなの気にせず、毎日一樹君といた。




受験勉強もあるから、その時間は確保する。




一樹君のお母さんにバレているかは、わからない。




けど、今一緒にいられれば、それでいいと思っていた。






「……祐希、電話」




また、親がいなく颯しかいない家。




突然の電話は、二月上旬頃だった。




「はい、もしもし」




電話にかわり、対応する。




『……三島、です』



「一樹君の、お母さん…?」