彼氏は可愛い年下系

「もしかして、祐希奈ちゃん?」



「あっ……はい」




先生に名前を呼ばれ、なんとか返事をする。




「三島君ね、昨日目を覚ましてからずっと紙に“祐希奈は?”って書いて、私に聞いたの」



「なんで、紙に?」




疑問に思い、一樹君を見てみる。




あたしなんかよりも、包帯グルグルな気がしていたけど、そうでもない。




まるでお揃いにしたかのように、左足と左手首に、包帯がしてあった。




「三島君、声帯麻痺をおったの。あ、きちんとリハビリすれば直るけど」



「声帯麻痺、…ですか?」




あたしは、信じられなかった。