「祐希奈ー!」 「あ、一樹君おはよ」 勢いよく走ってきた一樹君は、すかさずあたしに抱きついてきた。 驚いて肩が上がる。 耳には、一樹君の嬉しそうな声がした。 「推薦受かった!南決定だって!」 「う、ウソ? よかったじゃん!」 「マジで幸せだー…」 そんないい知らせを聞けて、あたしは自分の事のように嬉しかった。 「じゃ、なんか奢るよ?」 「いいん?じゃ、ホットケーキとチョコアイス!」 「……甘党だね」