彼氏は可愛い年下系

「すげーな!県大会だし、個人戦だし!今ちゃんから聞いたんだ」



「今村から?…余計な事言ってー」



「ん?」



「なんもない」




ボールを軽く投げ、三島に渡す。




今村、後でギタギタにしないとな…。




「すげーのに、不満なの?」



「…別に、」




違うよ




って、嘘でも言えなかった。




総大の時の悔しさが蘇ってくる。




暑い中、ただひたすら勝ちたくて試合して。




まけて、泣いて。




「っー……」



「え、え!? 大丈夫かよ! 俺無神経だから…」