「……あの、寄っ掛かるのやめよ?人いるし」



「え、やだ。今超眠いし」



「けど、腕だって組んで…」



「いいじゃん。だめ?」




下から上目遣いをされ、顔が赤くなる。




「今日だけだよ?」



「んー、多分」




そう言って、悠希君はゆっくり目を閉じた。




本当に、寝ちゃった。




まぁ、あたしだって部活やってた時はこんな感じだった。




疲れたを理由によく寝てたな……。




仕方ない、よね。




そう思い、悠希君の頭を撫でた。




あー……可愛い。 悠希君の隣を離れたくない。