「あ、千夏これ千穂から」



「キター!!可愛い後輩君の写真♪」




紙袋に入っていて何かも分からないはずなのに、千夏はすぐに分かった。




まぁ、当たっている。




確かに中身は可愛い後輩君の写真だ。




千夏はワクワクしながら中にある写真を取る。




「キャー可愛い!祐希奈、やっと可愛い後輩君を好きになった?」




千夏は冗談で言った。




「あ、悠希君?うん、颯の次に好き」




なんの躊躇いもなく言った。




千夏は驚いた顔をして黙っている。




後日、女子から前より仲間意識を高められていた。




…………恐るべし、悠希君。