へへっ、としょうに合わない笑い方をしてみた。




これは、悠希君の影響だろう。




千夏はそれを見て、ニヤニヤしていた。




「今日は早帰りだし、悠希君に気を付けてって伝えといて♪」



「分かった。言っておくね?」




そういい、クラスに戻った。






「祐希奈バイバーイ!」



「千夏また明日ねー。メールするね!」



「オッケィ♪」




笑って手を振り、1人で駅に向かった。




千夏は高校から近いところに家があるから、駅なんて行かない。




それに、あたしの友達はみんな違う地区から来てるから、電車が同じ人は悠希君くらいだ。