「名前なんですか?」


「修司でお願いします」



「修司ですね」


修司か、元気かな~
そう言えばいつ帰ってくるんだろう?


……待って!
修司?
もしかして修司って!


私は彼の顔を見た。


「もしかして、神崎…修司…?」


私がいうと彼は


「やっと気づいたか~
彼氏の顔忘れたかと思ったよ」


そう言ってサングラスをはずした。



私は嬉しすぎて修司に抱きついた。


「何で、何で帰国してるの?」



「帰国しちゃ悪いかよ」