えっ、ちょっと待って!

みんな見てる!


修司、皆見てるって!


修司はわざとちゅっと音をたてて唇をはなした。


「分かったか?
もう花音には手を出すなよ!」



潤君は嫌だねと笑って去って行った。



私は恥ずかしさのあまり走って控え室まで行った。


恥ずかしすぎる!

皆の前でキスするなんて恥ずかしすぎる!


私は帰りの支度をして車に行った。



修司はというと冷静な態度で車に乗っていた。



私も車に乗りこみ修司に聞いてみた