「はい、カットー!
以上をもちましてこれで全ての撮影を終わります!
皆様お疲れさまでした!」



終わった。
やっと終わった。



「花音お疲れ!」


「潤君!お疲!てっ、えぇー!」


潤君はいきなり私に抱きついてきた。



「潤君やめてよ」


「なんで?」

何でって…
ふと修司のほうを見ると修司は私達をみて睨んでいた。

正確には潤君を…



私は修司に助けを求めた。


それに気づいた修司は私達のほうに歩きだした。


「潤、花音は俺のだからはなせ」


花音は俺のもの…

キャー!
恥ずかしすぎる…///
今絶対顔が赤い!


「えー、いつから花音は要のものになったんだよ!」


「悪いけど俺たちはこういう関係なんで」



そう言うと修司は私の腰に手を添えてキスをした。