将来を決めたら後はやるだけ。

今までの怠慢な生活を何度も悔やみながら
必死になった。
時間が足りなくて 何度も挫折しかけた時は
伊織さんの赤ちゃんに会いに行った。

龍も頑張ってるって
一緒に頑張らなきゃ……


もしここに龍がいたら 私はきっと
将来に答えを見つけられずに ただ悪戯に焦って
龍に甘えていただろう。


一人でも頑張れる


それは私にまた新しい力をくれた気がする。


「頑張れよ。」

離れていても いつも龍がそう言ってくれてるような
そんな気がする。


気がする?


いや確信している。
多分 龍も同じ気持ちでいるだろう。



離れていても…私たちはきっと大丈夫……。
強い絆と信頼感は
心の奥そこで繋がっている。


いつかきっと お互いの未来が一本の道になる
そんな奇跡を信じながら

未来に向かって歩きだした。