「あんた 龍にそんなひどいこと言うのやめなさい!!」
「かあさん とうさんは?」
「疲労がたまってただけよ。
あんたは 早く東京に戻りなさいよ。」
「そろそろさ 俺にまかせてくれないだろうか。」
おばあちゃんは お手伝いさんからお茶をうけとって
音をたてて飲んだ。
「あんたがいつまでもそんなんだからね
安心してまかせられないんだよ どうしてわからないの?」
「どういう意味だ?」
「よくもそんなひどいこと龍に言えたね。
おまえは人の親だろ?
少なくても博美さんや子供たちが不幸だったのは
おまえのその性格に問題があるんだ。
フラフラして…博美さんのせいにして
どんなにあの人が悩んでいたか知ることもしない。
おまえは人の気持ちなんてちっとも考えない
自分のことばっかりで…仕事でも
どれだけおとうさんが尻ぬぐいしてるかわかるか?
それなのに引退だって?
おまえは会社つぶす気かい?」
「尻拭い?」
「千秋さんと博美さんのときもそう。
別居した時も 博美さんが亡くなって…荒れた龍が
一人になって家に来た時もそう…。
やっと龍もまともになってきたんだ。
これ以上 勝手なことしないでおくれよ。」
「何言ってんだよ。勝手にやってることだろうよ。
龍は千秋と育てるって言ってたんだ。
こいつは俺に似て 頭も容姿もいい
立派に育て上げて俺の肩腕にするつもりだ。」
龍の父親はほんと 救いようのない勝手な人間だと思った。
いつもお気楽に笑っている
うちのパパの方が千倍カッコいい・・・・
「俺は一度だってあんたに子供として
愛されたことなんてなかったよ。
今さら 親面するなよ。」
龍が立ちあがって 父親の胸ぐらをつかんだ。
「龍 おまえ何さまのつもりだ?」
「おまえなんて父親じゃねーよ。
俺の親はかあさん一人だ。
俺が荒れて手がつけられない時も必死でぶつかってきた。
荒れた手で俺の頭を撫ぜてくれた。
かあさんを侮辱するな。」
龍の涙はとまらない。
「かあさん とうさんは?」
「疲労がたまってただけよ。
あんたは 早く東京に戻りなさいよ。」
「そろそろさ 俺にまかせてくれないだろうか。」
おばあちゃんは お手伝いさんからお茶をうけとって
音をたてて飲んだ。
「あんたがいつまでもそんなんだからね
安心してまかせられないんだよ どうしてわからないの?」
「どういう意味だ?」
「よくもそんなひどいこと龍に言えたね。
おまえは人の親だろ?
少なくても博美さんや子供たちが不幸だったのは
おまえのその性格に問題があるんだ。
フラフラして…博美さんのせいにして
どんなにあの人が悩んでいたか知ることもしない。
おまえは人の気持ちなんてちっとも考えない
自分のことばっかりで…仕事でも
どれだけおとうさんが尻ぬぐいしてるかわかるか?
それなのに引退だって?
おまえは会社つぶす気かい?」
「尻拭い?」
「千秋さんと博美さんのときもそう。
別居した時も 博美さんが亡くなって…荒れた龍が
一人になって家に来た時もそう…。
やっと龍もまともになってきたんだ。
これ以上 勝手なことしないでおくれよ。」
「何言ってんだよ。勝手にやってることだろうよ。
龍は千秋と育てるって言ってたんだ。
こいつは俺に似て 頭も容姿もいい
立派に育て上げて俺の肩腕にするつもりだ。」
龍の父親はほんと 救いようのない勝手な人間だと思った。
いつもお気楽に笑っている
うちのパパの方が千倍カッコいい・・・・
「俺は一度だってあんたに子供として
愛されたことなんてなかったよ。
今さら 親面するなよ。」
龍が立ちあがって 父親の胸ぐらをつかんだ。
「龍 おまえ何さまのつもりだ?」
「おまえなんて父親じゃねーよ。
俺の親はかあさん一人だ。
俺が荒れて手がつけられない時も必死でぶつかってきた。
荒れた手で俺の頭を撫ぜてくれた。
かあさんを侮辱するな。」
龍の涙はとまらない。


