一途愛

龍が戻って来た。

「ごめんな。アイツクソガキだろ?」

ほんとね。

「ううん。龍のこと好きなのかな。」

「なことねーよ。ただ学校とかいってないからさ
いろんなルールがわかってないんだよな。」

「どうして学校行かないの?」

「病気で休みがちだったみたいで
そのうちに登校拒否になったらしい。」


「そうなんだ・・・・。」


龍の手が伸びてきた。

「続き・・・・続きしよ。」

甘える龍が可愛い。

「やだ~~龍~~。」

「せっかく裸にしたのにな・・・・。
邪魔はいったよな。」


龍に押し倒された。


じゃれながら その気になるのって
けっこうエッチだったりする。


キャハハハ・・・・なんて笑っていたら
龍の電話が鳴った。


「いい 無視しよ。」

鳴りやまない・・・・。

「出たら?」私。


「あ~~~もう腹立つな~~~。」

龍がもぐっていた顔を出して携帯をとった。