一途愛

「今日はいないんだ……。
じじーもばばーも……お手伝いも休み。」

っていうことは・・・・・・
私の体は急に熱くなった。


「いい？」

聞かないでよ。いいに決まってるよ・・・・。
返事の変わりに自分からキスをした。


龍がニヤニヤって笑った。

「なんか龍　エッチな笑いかた。」

「え？そっか？いや　俺エッチだよ。
ずっとずっとこんなことばっか　考えてるから。」

やだやだ
恥ずかしいじゃん・・・・
期待されて　私でいいの？って・・・・。

「ルナ見てない？」

「寝てるよ。」

お互いの気持ちが高鳴った時だった。


ピンポーン　ピンポーンけたたましく鳴った。


「何よ・・・・。」

無視してたらまた鳴っている。

「っち・・・。」龍の顔がキレ顔になった。

「待ってて。」


上半身裸の龍の背中が逞しくてゾクゾクしてた。


「は？何？どしたの？」
龍の声が大きくなった。