「あの夜 姫に会わなかったら俺はもう
この世にはいなかった。
姫が 必死になって猫を温める様子や
頑張って頑張ってって…もうダメだと誰でも思う猫を
必死に抱きしめる姿を見て
なんか…感動したんだ。
ルナをよろしくって 言われて
死のうとしてる俺が 猫を助けるのかって……
だけどあの時の 必死な姫が 俺の気持ちの中を
死から生きるに変えてくれた。
ルナが元気になる姿を見ながら 毎日 姫に感謝した。
ルナが元気になるように 俺も元気になったんだ。
また会いたい…会えないかな…って思ってた。
そしたら……また会えた。」


「龍・・・・・・。」


「俺 マジでマジで…姫のこと好きなんだ。
ミチルのことも好きだったけど……
あの時の俺はまだ フラフラしてて…暇あれば
浮気して…ミチルを泣かせてた…。
人をさ…信じれなかった……。
信じたくなかった 裏切るからさ……。
だけど 姫のことだけは 信じられるんだ……。」て


「ほんと?こんな全然可愛くないのに?
デブでブスで…いじめらてて 卑屈だし……
気がつかないし…センスもないし・・・
すれ違う人が 龍にはもったいないって言うのに?」


「俺には 最高の女だよ。
俺を助けてくれた・・・・・。
そしてこんな俺を好きだって言ってくれる。」


「龍~~~。
クリスマス…忘れててごめんね。
何が欲しい?」


「姫が欲しい・・・・・。」



よかった少し体重が減ってて・・・・。