龍がソファーに座ると ルナタが近づいてきた。
「お…もしかしてルナタ?
写真は見せてもらったけど…うわ~~ぁ~。」
ルナタを抱き上げた龍は すごく優しい顔に戻った。
「おまえも元気だったんだな。よかったな。
みんな 姫のおかげで…よかった……。」
ルナタはすぐに ゴロゴロとのどを鳴らした。
「ルナの匂いするか?おまえのきょうだいも
元気一杯だから安心しろ。」
優しくて穏やかで 私の知ってる龍……。
だけどそれでも足りないのかな…。
もっと知らないと 彼女ではいられない?
「猫好きなんだね。」
龍のとろけそうな顔に思わず声をかけた。
「猫?昔は全然・・・・。
自分以外のものには興味なんかなかった。
あの夜もさ 自分のことだけしかなかった…。」
「だけど…ルナを抱いてたよ。
すごく大事そうに……。」
龍はルナタを床に下ろした。
「俺ね あの日 天国に向かって歩いてたんだ。」
「え?」
「もう限界だと思った。
こんな世の中に生きてる意味もないし・・・
未来もない・・・・・。
だから ずっと考えてて・・・・・
あの日 死ぬはずだったんだ。
死に場所へ向かってた途中だった・・・・。」
龍の口から出る衝撃的な告白に
私は言葉を失っていた。
「お…もしかしてルナタ?
写真は見せてもらったけど…うわ~~ぁ~。」
ルナタを抱き上げた龍は すごく優しい顔に戻った。
「おまえも元気だったんだな。よかったな。
みんな 姫のおかげで…よかった……。」
ルナタはすぐに ゴロゴロとのどを鳴らした。
「ルナの匂いするか?おまえのきょうだいも
元気一杯だから安心しろ。」
優しくて穏やかで 私の知ってる龍……。
だけどそれでも足りないのかな…。
もっと知らないと 彼女ではいられない?
「猫好きなんだね。」
龍のとろけそうな顔に思わず声をかけた。
「猫?昔は全然・・・・。
自分以外のものには興味なんかなかった。
あの夜もさ 自分のことだけしかなかった…。」
「だけど…ルナを抱いてたよ。
すごく大事そうに……。」
龍はルナタを床に下ろした。
「俺ね あの日 天国に向かって歩いてたんだ。」
「え?」
「もう限界だと思った。
こんな世の中に生きてる意味もないし・・・
未来もない・・・・・。
だから ずっと考えてて・・・・・
あの日 死ぬはずだったんだ。
死に場所へ向かってた途中だった・・・・。」
龍の口から出る衝撃的な告白に
私は言葉を失っていた。


