ダンボールの中身を確認しようと開けたら、思わず噴出してしまった。
なっ…なっ…なっ…
「こ、これは…」
震える手で一番上の代物に手を伸ばす。
これはどう見ても翔くんの写真ではないかーーーー!!しかもすっごくでかい!!
なんで!?なんで、こんなものがわたしの部屋の前にダンボールの中に…?
他のものも確認しようと中を見てみると、ほとんどが翔くんに関係するもの。
翔くん人形や翔くん抱き枕、それと翔くんの写真がいっぱい…
い、いったい誰がこんな悪趣味な嫌がらせを…
ピピピピピピッ
「!?」
ガタガタと体を震わせながらその場に座り込んでいると、突然携帯が鳴った。
震える手で携帯を手に取ると、画面には秋兄さんの名前が映し出されていた。
め、メール…
開いて、わたしはその内容に思わず絶句してしまった。

