本当に姉弟なのだろうか?といつも考えてしまう。




ひばりさんと別れてから、わたしはしばらくボーっとしながら歩いていた。




翔くんも優しくなればいいのに…




まぁ、嫌いな人に優しくする馬鹿はいないけどね。




どーせ、わたしは嫌われてますよ。




少々自虐的になったわたしはお風呂の気分じゃなくなったので、Uターンをして自分の部屋に向った。




部屋に前に着くと、扉の前に大きなダンボールが置いてあった。





…こ、これはいったい…?




恐る恐る誰から送られたのかと見ると、春兄さんの名前が書いてあった。




兄さんたちからの贈物…?




嫌な予感しかしないわたしはとりあえず通行の邪魔になりそうなので、その荷物を部屋に入れた。



てか、こんな大きなダンボールを軽々持てるわたしっていったい…




壁の穴の件もそうだけど…圧力が絶対に強くなってるよ…




女としてそれはどうなのかと落ち込む。