そういえば、目の前に翔くんの美しい寝顔があるぞい?
これはまさしくシャッターチャンスじゃないでしょうか?
いつも朝は翔くんが先に起きて、わたしが起きたときには既に部屋にいないということが多いので、わたしの翔くん寝顔コレクションは夜にサイドランプの明かりを頼りに撮ったので全て薄暗い
だからこんな朝、太陽が眩しい時間に翔くんの寝顔を拝められるなんてまさに奇跡に近い
これを写真に収めなくてどうするんですか!?
こんな時でもこんなゲスいことを考えてしまうわたしは本当にどうしようもない人間で携帯を自分の部屋に置き忘れたということで、布団から出ようとすると
「・・・んー・・・」
「わぁっと!」
寝ぼけている翔くんに無理やり引き寄せられて、また布団の中に逆戻り
わたしの声で起きてしまった翔くんは頭がお目覚めになっていないようで、わたしの顔をぼーっと眺めていると、徐々に目が冴えてきたのか、何故か見る見るうちに顔が赤くなっていった
どうやら昨日の夜のことを思い出したようで、そんな翔くんにつられ、わたしもまた赤くなる
またこの状況かと思うと、今回は翔くんがわたしの腰に手を回し、ぎゅーと抱きしめてくれた

