抱き付くだけでも、相当緊張するけど、わたしはキャサリーヌさんに言われたとおり、これでもかってぐらい自分の貧相な胸を押し付けた
キャサリーヌさん曰く
『女性の乳房には、愛と夢が詰まっているのデス。それに反応しない男はまずいないデショウ!ドーンと押し付けちゃってください!!』
って言ってだけど・・・
これ、想像以上にはしたない
だ、だってわたし、今ブラジャー着けてないから、そのなんていうか・・・確実に胸の感触が翔くんの背中に伝わっている
そう思うと、ますます恥ずかしくなって、もうどうしたらいいのかわからなくなり、とりあえず翔くんから反応が来るまで、必死にそのはしたない行為を続ける
すると、翔くんがいきなり起き上り、ベットから降りてしまった
えっ・・・あの・・・
思いもよらない事態が起きたため固まっていると、翔くんはすぐに戻ってきて、わたしにある物を渡す
「・・・あの、これ・・・」
「・・・ぬいぐるみだけど」
「いや、そうじゃなくて・・・」
翔くんがわたしに渡してきたのは、巧叔父さんから貰い、そのまま部屋のソファへと鎮座したビックサイズのファンシー熊のぬいぐるみだった

