「『馬鹿なことを聞いてくるな』ですって。オォォ、ダーリンったら照れ屋さんなんだから!」
というもので、わたしはガクッと肩を下ろした
そうだった、キャサリーヌさんの旦那さんは日本人で、たぶん真面目な方だからこんな質問に答えてくれるはずないんだ
最後の頼みだったキャサリーヌさんも打つ手なしとなったら、わたしはいったいどうすればいいのだろう?
「ふっふふふ、諦めるのはまだ早いですよ、ミサキ」
落胆しているわたしと違って、何故かキャサリーヌさんはやる気満々な表情を浮かべていた
「こうなったら、わたしがミサキに女性としてカケルをその気にさせる色気、その他モロモロ等をレクチャーします!!」
「えっ、あの、そんな、」
「遠慮はいけないデスヨ!ここまで聞いてしまったのですから、放っておけるわけアリマセン!!」
「きゃ、キャサリーヌさん・・・」
たぶんとんでもなくくだらない相談事をしてしまったのに、親身になって聞いてくれた上にそんなことまでしてくれるなんて、少しだけうるっときてしまった
「それでは、ミサキ!!まず初めてのミッションです!!」
「はい!!何でしょうか、キャサリーヌさん!」
「ノー!わたしのことはサーと呼ぶのデス!サーイエッサーです!!」
「さ?サー、イエッサー・・・?」
あれっ?なんだかおかしくなってきたぞ
さっきはちょっとうるっときてしまったが、もしかしてキャサリーヌさん・・・この状況、楽しんでないか?
やっぱり相談する相手間違えたかも

