「なんてことを聞くんですか!?!」
顔を真っ赤にさせ、裏声でそう叫ぶわたしを見て、聖美は信じられないと驚いた表情を見せる
「えっ、まさか、えっ?嘘でしょ?」
「嘘って、何が?」
「だって、もう1年だよ?美咲と翔くんが両想いになってからももう半年以上経ってるっていうのに、まだヤッてないの!?」
「や・・・?!わ、わたしがまだ高校生だから、その・・・」
「いや、最近は中学生でもとっくに経験してるってぐらいなのに、美咲ったら・・・結婚してるのにまだだったとは・・・」
呆れたように前髪をくしゃりと掻き分ける聖美を他所にわたしはますます顔を赤らめていた
だ、だって、翔くん前まで結構忙しそうだったし
わたしもお腹プニプニの体なんて翔くんに見せたくないし
それに世間の女の子はどうであろうと、そのやっぱり、そういうことは大人になってから・・・
と思いつつも、実は少しだけ期待している自分も数日前まではいた
結婚式も無事に挙げて、幸せすぎて、全てが順調ーって感じで
ついに翔くんと寝室も一緒になって、同じベットで就寝することになったんだけど
まったくそういう気配が見られない

