幼なじみ結婚





「ふぉぉぉ!!だよね、だよね!翔くん、可愛いよね。昨日の夜もね、ピーマンが苦手なのか口の中に含むとね、いつもより咀嚼する回数が少な目で水で流し込んでいるとことか、本当は朝に弱くて、起きた後は必ず5分間ボーっとするとか」




「大事な会議の前に自分の前髪が気になりだして、何度も鏡でチェックしちゃうとか、急に眠たくなって欠伸をしたときも周りにそれを見られてないか辺りを見渡して、誰にも見られてないって気づくとホッとするとことか」




「何それ!?可愛い~~!!」




輝と和気藹々と翔くん可愛い論争をしていると、隣の聖美は若干引き気味だった




昔から輝とは友達だったが、何故だろうあの出来事があってから、最近とっても気が合う気がする




むしろ前よりも仲良くなった?




まぁ殆どの話題が翔くんのことなんだけどね




最初はえっ、もしかして輝って・・・って思ったけど、わたしよくよく振り返ってみたら好きな人の話で他人とこんなに盛り上がったことなんてなかった




聖美には色々聞いてもらってるのだが、あちらは途中から頭の中で王子様妄想を始めてしまうし、たまに今のようにすっごい引かれるときもある




だけど逆に輝とはそんなことはなく、二人で延々と翔くんトークが出来るから、ぶっちゃけて昔の輝より、今の輝の方が断然話しやすくなった




「というか、美咲はまだわかるけど、輝までなんで翔くんのことそんな観察してるのよ。気持ち悪い」




「はぁ?あの人の魅力がわからないとか、お前女としてどうかと思う」




「他の人になんと言われてもいいけど、何故だろう輝に言われると無性に腹が立つ。というかあんたに女がどうとか言われたくない」





*
*