「あら、綺麗ね~」
その髪飾りは白い薔薇の飾りを上品にあしらったもので、とても綺麗なものだった
「でもいいの?キャシーには花束ももらっちゃたし・・・」
「いえいえ、元々Something Borrowedは既に結婚をした人から借りるものですし、それに花束はわたしのジュニアからの贈り物ということで・・・」
「そう?じゃあ遠慮なく・・・」
まだわたしの髪を整えていた途中の母さんはその髪飾りを使い、髪の毛を束ねる
「これで3つのSomethingは揃いましたケド、残りのSomething Old、どうしましょうかー?」
確かに他の3つは簡単に揃ったが、最後の何かひとつ古いものは中々すぐには用意できない
みんなでうーんと悩んでいると、急にドアが開き、とある人物が入ってきて
「それでは、これなんかいかがでしょうか?」
手に持っていた細長い箱を開いてみせた
「・・・涼香さん」
突然部屋に入ってきたのは、巧叔父さんの奥さんで、翔くんの母親の涼香さんだった

