キャサリーヌさん
初めてわたしの悪いところを指摘して、向き合ってくれた人
きっと彼女がいなかったらわたしは今でも自分勝手で、その身勝手さでたくさんの人を傷つけていたことにも気づかなっただろう
それになんだかんだと言って、わたしが巧叔父さんのことで社長室に入り浸っている時だって彼女の協力なしでは成しえなかった
賄賂のスイーツ代でかなり破産しかけたが、それでもやっぱり彼女には感謝してもしつくせない
この花束だって、所々不格好な花もあるけども、わたしたちのこれからの幸せを願い造ってくれた
「本当に、ありがとうございます」
涙が零れないように震える声でそう呟くと、キャサリーヌさんはいつもの感じでそれほどでも~と照れ隠しを見せていた
「ジュニアくんもありがとうね」
母親の後ろにひっついている、本当の名前はわからないが小さな彼にお礼を言うと、息子くんは更に顔を赤らませ、ひゃっと顔を隠した
「サムシングニューはウエディングドレスでいいとして、サムシングボローデはどうしましょう?」
「それならわたしの髪飾りをドウゾ」
キャサリーヌさんはそう言うと、自分の髪の毛を纏めていた髪飾りを取り、それを母さんに渡す

