幼なじみ結婚





というか、翔くんは全部知ってたんだ




すごいな、この歳でどうやってこの世界で生きるのか翔くんは知ってる




いままでいろんな反発をしてきてなんか恥ずかしい




いろいろ気付かせてくれたし、お礼を言おうと、顔を上げた瞬間






「それにお前、泣いた顔すっげぇーブサイクだし」




・・・はぁ?




何言ってるの、この人




せっかくの感謝の気持ちが一瞬にしてパァになった瞬間だった




「昔から涙は女の武器とか聞くけど、お前は泣くと駄目だな」




・・・ねぇ、それを今言う?




人がせっかく感謝の気持ちを言うこのときにそれ普通言う?




文句を言ってやろうと、視線を翔くんのほうに向けた




「って・・・えぇぇ!?はやっ!?」




すごい速さで資料をホチキスでまとめていく翔くんを見てわたしは唖然となった




め、めちゃくちゃ早い・・・




右に積み上げられていた未完成の資料がみるみるうちに無くなっていく




な、なにこの速さ・・・