*
*
そして次の日
雪の娘が稀にみる上機嫌でメロンを掲げながら部屋へと入ってきた
「巧叔父さ~ん。こんにちわ~!!!」
「・・・」
「なんですか、そんな冷めた目でわたしのこと見ないでください」
そう言うと、彼女はいつものようにベットの横にある椅子にへと腰かけた
いつもならここでりんごの皮むきを開始するが、今日はにこにことこちらを見てくる
「今日は奮発してメロン買ってきちゃいました。いやぁ~、やっぱりメロン高いっすね」
「・・・何かあったのか?」
妙に機嫌がいい彼女にそう聞くと、彼女は父親とそっくりなにへーとしたまぬけな笑顔を向けてきた
「そんな~、いいことなんてなくたって今日はメロンを持って来たかった気分なんですよ。あえて言うのなら、わたしの巧叔父さんへの好感度が今、Maxになったてことですかね」
「・・・」
昨日までマイナスだと言っていた俺への好感度がたった一夜にして頂点に達するとは、いったいなにがあったんだ?

