な、何をしてるのかな・・・?この人は・・・?
な、なんでホチキス持って普通に資料まとめてるの、えっ?
翔くんの意味不明な行動のせいで頭が混乱しそうになったとき、翔くんが口を開いた
「さっき、お前がなんで泣いてたかなんてわかんないが、もう2度とこういうことは引き受けるな」
「・・・へっ・・・?」
てか、泣いてるとこやっぱ見られてる!!
うわぁぁ、恥ずかしい!!絶対に翔くんの前で泣かないって決めてたのに!!
「これじゃあ、お前の兄たちの決意が全て無駄になる」
頭を抱えながら落ち込んでいると、いきなり兄たちの話題になりわたしは顔を上げた
すると、翔くんが真剣な顔でわたしを見ていた
思わず息が止まりそうになるほど心臓の鼓動が加速したが、そんなのお構い無しに翔くんは話を続けた
「つい先日、お前の兄たちが俺のところに来て土下座をしながら頼んできた。妹を娶ってくれと」
翔くんの言葉に驚いたわたしは目を見開いた
兄さんたちが土下座・・・?
「お前を娶って、花菱の後ろ盾をしてほしいと。花菱がもう一度、世界トップクラスの大企業にするには設楽の力が必要だと」

