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そのあと、わたしはあれ以上その場の空気に耐えられず帰ることした
去り際に美礼さんにもしかしてわたしのことが嫌いなのかと尋ねてみると、
美礼さんは絶世の笑顔で
『ううん、嫌いじゃないよ。むしろわたしは大好き。でも、時々ね考えが子供っぽくて、少しだけ腹が立つの』
そう言われ、ますます悲しくなる
『美咲ちゃんはきっと今までキラキラした世界でたくさんの人に守られてきて、知らなかったこととか気づかなことがいっぱいあると思う。でもね、それを全部守られてきたからって人のせいにしちゃダメだよ。結局は美咲ちゃんが自分から気づこうとしなかったから、だからそれは美咲ちゃん自身の責任でもあるんだよ』
胸に刺さる言葉だった
散々自分で納得したつもりだったけど、同じ立場の人にそう言われると、やっぱり自分の覚悟はまだまだだ
最後に
『今日は色々意地悪ことを言ってごめんね。図々しいんだけど、また美咲ちゃんが連絡してきてくれたら嬉しいな。今度はたくさん楽しい話をしよう』
と言ってくれたのが、唯一の救いだった
しばらくの間はわたしの気持ちの問題で連絡することは出来ないけど、いつか何もかもに決着が着いたときに笑顔でお話が出来ることをわたしは願う

