幼なじみ結婚





あっという間に放課後で




ふふ、一日ってこんなに早かったかしら




すぐに家に帰ってもよかったが、なんか嫌なので廊下をぼぉーっと歩いていると、曲がり角から今、一番会いたくない人が歩いてきた




げっ




どうしようと思いながら、わたしは近くの教室に入った




…てか、わたし何隠れてるのーー!?




いつもみたいに堂々としてればいいじゃない、あいつの顔を見てもスルーのような




あぁぁ、馬鹿だ。今すぐにでもここから出ようと、ドアノブに手をかけたその時話し声が聞こえてきた




「父様が仰った通り、設楽様は本当にすごいですわ。さっきは助かりました、本当にありがとうございます」




「いいえ、お構いなく」



んっ?翔くん、1人ではなかったの?




翔くん以外の人の声、しかも女の人の声が聞こえたのが気になったのでわたしはそーっとドアを少しだけ開けて、外の様子を見た




うわっ、一之瀬恵果じゃん。なんで、翔くんがあの人と一緒にいるの?




一之瀬恵果とはわたしと同じクラスで父親が政治家で母親がパリコレにも出たスーパーカリスマモデルという典型的のお嬢様




スタイルも良く、顔立ちも綺麗なのでもう何人もの男の人からプロポーズを受けてるけど、全て断っている。って噂




でもこの人、少し性格がうーん・・・




典型的なお嬢様だから、自分よりも地位が低いの人を見下すことがある




わたしもその彼女よりも地位の低い分類に属されて、毎日のように蔑むような視線でわたしのことを見てくる





だから、わたしはちょっと苦手である