最終的な着地点を見つけたわたしは色々と相談に乗ってくれた翔くんにお礼として頬にキスをする




「翔くんの方が絶対的に大変なのに、色々ありがとう」




「・・・いや、美咲と話せてよかったのかもしれない。もし一人だったらきっと今までのように悪い方向に考えてしまってた。でも美咲と話してたらからかな、今とっても心が穏やかなんだ」




「翔くん、案外ネガティブ思考だもんね」




わたしも大概そうだけど





「そうだな。だから、ありがとう」




そして翔くんもわたしの頬にキスを落とした




結局その日の夜はそこで終了、これ以上のことはなかった




翔くんも疲れてると思うし、わたしももう一度考えなければいけない




自分がいったい何をしたいのかを