いやいや、そんなわけあるのよ
聖美にはわたしが翔くんを嫌いになった理由とか全部言ってるのに、一向にわたしは翔くんのことが好きだと言い張る
違うっていってるのに!!
「えぇーえぇー、じゃあ何かやった?キスとか?」
「そんのあるわけ・・・」
その時、わたしの頭の中に昨日の昼間のアレが思い浮かんだ
いや、あれは触れるだけだったし・・・ある意味なかったと等しい・・・
ボンッ
「み、美咲!?」
突然、へなへなと座り込んでしまったわたしに吃驚した聖美は顔を覗き込んできた
な、なんか意識したら突然、恥ずかしくなってきた・・・。あんなただの触れるだけの・・・
絶対に顔赤くなってる、触っただけでわかるもん
覗き込んできた聖美の顔もによによしてるし・・・
「やっぱ、なんかあったんじゃん」
「うっさい!!」
その時、授業が始まるチャイムが鳴り、この話はいったん止めて、わたしたちは教室に戻った
顔よー、早く戻れーー

