バンッと扉を開け、兄さんたちははっははと高笑いしながら部屋に入り、わたしたちも続いて入ると、そこには顔も見たくもないやつが悠然と椅子に座っていた
「げっ・・・」
な、なんでこいつがここに・・・!?
無理やりあいつの真正面の席に座らせられたわたしはあいつの顔なんて見るものかと顔を下に伏せた
同じ部屋にいるだけでもムカムカしてくる
本当にマジでなんでこんなとこにいるのよ!!
わたしの両脇に立っている兄さんたちを交互にキッと睨むと、二人はまだ笑顔である
「さぁ、美咲。机にあるものに自分の名前を書いて」
「ペンはこれを」
机にあるもの・・・?
視線をそーっと上に上げると、確かに机の上には一枚の薄っぺらい紙がある
が、それはとんでもないものだった
目の前のやつの顔を見ないように恐る恐るその紙を手に取って見ると、わたしは思わず噴出してしまった

