やっぱり、呼びますかわたしを
さっきまで一切視線も合わせようとしなかったやつがやっぱりわたしを呼び止めますか
「何ですか?」
笑顔を引きつらせながらも振り向くわたしはえらいと思う
昨日わたしが打った頬はすでに完治していて、朝から完璧ですね、翔くん
もっと強く叩けばよかったと今頃になって後悔します
「学校では結婚したことはまだ言うな」
コーヒーを飲み、やっぱりわたしとは視線を合わせずにそう言った
「し、設楽の恥になると?」
「そういうことだ、くれぐれも気をつけろよ」
「…わかりました」
軽く頭を下げ、わたしは急いで部屋から出た
・・・・・・
あぁぁぁぁ、もう!!

