まるで小さい子供をあやすようにポンポンっと頭を撫でられ、カーッと頭に上っていた血が一気に冷めた
すると途端に違う意味で顔が赤くなっていく
うわっ、わたし恥ずかしい
自分は花菱のために何にもできないくせに、人に頼りっぱなしのくせにいざ花菱が危機になったらに兄さんたちに八つ当たりして・・・
子供かよ!!
恥ずかしさのあまり顔をあげられないわたしを見て、まだ泣いている思った兄さんたちはまたオロオロし始めた
「どーしよ、秋。美咲泣き止まないよー。やっぱもう僕たちのぎゅーだけじゃ物足りなくなっちゃたのかな?」
「なぬっ!?つまり、既に他の男に抱かれる感覚を覚えてしまったとな・・・?」
んっ・・・?
頭上から降り注ぐ兄さんたちの会話が何か怪しい方向に・・・
「はっ・・・、他の男ってことはまさか、翔くんに・・・」
「そうか・・・美咲はもう僕たちの知っているあの純粋な乙女から大人の階段を・・・」
「とりあえず翔くんは執行猶予もなく死刑★」
ちょっ

