もう既に何回も翔くんの部屋にお邪魔してるけど、やっぱり未だに少し緊張するな・・・
もう結婚してるんだから、寝室一緒にした方がいいと思うんだけど、その・・・まだ二人とも若いし、わたしがまだ高校生ということで想いが通じ合った今でもお互い寝室は別々
別にがっかりとかはしてないし、それにキスとかで既にいっぱいいっぱいなのにそれ以上のことされたらたぶん心臓が破裂するし、もしかしたら興奮しすぎて鼻血出しちゃうかもしれないし、それに設楽の屋敷に来てから確実に太った!!
だって美味しいんだもん!!夕食なんて前菜からデザートまでペロリだよ!!桂さんがたまに持ってきてくれるお夜食も油断してつい食べちゃうもん!!
もう二の腕とお腹のお肉がやばい
余裕で掴めるし、ブヨブヨ感が半端ない
こんなだらしない体を翔くんに見せるなんて絶対に無理!!
「で、聞きたいことって?」
「えっ?!あっ、うん・・・」
また余計なことを考えていていて、また肝心なことを忘れかけていた
「えっと・・・えっと・・・」
翔くんの声で我に返ったのはいいが、やっぱり聞きにくい
それに翔くんがじっとこちらを見つめてるから緊張して余計に話しにくい
でもこれじゃ駄目、聞かなきゃちゃんと、翔くんの口から本当のことを

