「あの、美咲さん・・・?」



「なぁに?聖美」



「正直に言います。ここ最近ずっと口元がにやにやしていて気持ち悪いです」



「えっ!?」




聖美に指摘され、咄嗟に口元に手を当てた



そんなに?そんなにずっとにやにやしてた!?




・・・・・・・



「ぐふっ」



「あぁぁ、またにやけた!!」



「えっ、ごめん!!すっごい無意識!!」



「あぁぁぁぁぁぁ!!!」




いきなり大声で叫びだしたかと思うと、聖美は上半身を机の上に寝そべさせた




「もう毎日毎日ラビュラビュでよろしいですねー、美咲さんは!!」



「えっ、えっ?わかるの?」



「そりゃあ毎日口元にやにやさせて、ぽわわんとしてるんだから・・・前とは大違いで他のクラスメートたちもドン引きしてるよ」




そ、そんなに明様でしたか・・・