って、思った時期もわたしにもありましたよ、はい
目の前にはいつものようにムスーッとした顔の不機嫌さ満載の翔くんが朝食を食べています
あれから既に4日経とうとしている
最初は一時的なものと思ってましたよ、思ってましたとも、でも・・・
本当にここ数日、全然何にも変化がないんです!!
悲しいぐらいないんですよ!!
もう本当にアレは夢だったんじゃないかって今では確信に近づいてきてるよ
わたしが必死に話しかけても全部淡白な反応
うぅぅっ、折角想いが通じ合ったと思ったのに、もうますます訳がわからないよ・・・
そんなわたしたちの様子を一人オロオロしながら見ている人がいなんてまったく気づかずわたしたちは今日もろくな会話をしないまま沈黙の中の朝食を終えたのであった
「かーーーけーる、くんっ☆」
ただ歩いていただけなのに、突然背中に激痛が走り、そのままバランスを崩し、床に倒れた
こんな意味の分からないことするなんてあの二人しかいないと思いながら、体を起こそうとすると、いきなり背中に座られそれは叶わなかった
「・・・いったい、なんなんですか・・・」

