・・・えっと、はい
話を遡ってみましょう
ほんの数日前、やっとのことで意固地に翔くん嫌い、嫌い!!と言っていたわたしはちょっとした些細なきっかけでやっぱり翔くんが好きだって素直に認めました。
そして、送られてきた写真の真意を聞きに翔くんの部屋に訪れたら、初拒絶をされショックで家出。
散々泣いて、もう駄目だ、完全にわたしの恋終わったっと思ったら双子の兄さんたちにまだわたしの恋は始まっていないから、終わってもないんだよって慰められ、設楽家帰宅。
意を決して翔くんに告白した、わたしは果たして!?
ってところまではわたしも覚えている。
そう、ここからだ。
いったいわたしの身にいったい何が起こっている?
告白をして、すっきりと振られて、もう一度最初っからアタック!!という感じで告白したので、振られてしょんぼりになる覚悟はできていた。
だけど、これは予想できなかった。
まさか告白の言葉を言い終わる前に翔くんに抱きしめられるとは…誰が想像したろうか。
未だに状況理解が出来ていないわたし、誰か説明プリーズ。
って…いろいろ冷静に分析させてもらってますが、完全にわたし動揺しています。
というか心臓の鼓動が加速したのがわかる、体中が熱くなっていく。
な、ななななななななな!?