ななな、なんで近づいてくるの!?
さっきまで机という大きな障害物が間にあったからよかったものの、翔くんとの距離を縮めるのは正直ちょっと無理
だって、胸が高鳴る
今だってすっごくドキドキしている
って、なにドキドキしてるの!?おかしいでしょう、わたし!!
こいつへの気持ちは2年前にとっくに捨てたはず・・・
視線を合わせるものかと顔を下に伏せてると、突然顎を掴まれ、無理やり上げられた
真上に翔くんの顔があり、いろんな意味で心臓に悪かった
やばいやばいやばい
翔くんの手がわたしの顎に…それより、顔近い!!すっごい近い!!やだやだ、手離せこのやろう!!わたしに触るな!!
激しい嫌悪感がわたしの胸の中で渦を撒き急成長してるのに胸の高鳴りもそれと同じように加速していく
翔くんはわたしの顔をなんかじーっと隅々まで見てるし、わたしはどうすればいいかわからず視線を泳がしていたら、突然信じられないことが起こった
翔くんの顔がいきなり近づいてきて、わたしの唇になにか柔らかい感触が触れた
ちゅっ

