どっちにしても、わたしを選んだのはあなたでわたしは何故それで文句を言われなきゃならない
そろそろマジで腹が立ってきた
人が下手に出たら、こいつはいつでもズケズケわたしの悪口を言ってくる
だったら、わたしも溜まりに溜まったこいつの悪口を全部発散させますよ!!
「わたしだってお前なんかに娶られて最悪ですよ」
「奥様!!」
桂さんに注意されても無視
今回だけは許してね、桂さん
そろそろ我慢の限界を超えてしまうと、わたし壊れちゃうかもだから
「あんたみたいな最低な男に娶られたわたしは世界で一番不幸な女です、そうは思いませんか?ねぇ、翔くん!」
わたしは翔くんを指差し、じっと見つめた
翔くんはふっと微笑み、笑顔でこう言った
「2年で随分と俺への態度が変わったな、美咲」
椅子から腰を上げ、翔くんがこちらに近づいてくるのでわたしは思わず後ずさった

